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REAPERと言うVer0.999までフリーで使えるDAW(Digital Audio Workstation)があるのですが
(現在はVer3になっている模様で6000円位で買えるみたいです)
現在でも公式サイトでVer0.999がダウンロード出来るので試しに使ってみたら思ったよりも
かなりまともに使えたので、このREAPERを使えば完全フリーでDTMを楽しむ事ができるな~と
思い、簡単ではありますが使い方を書いてみようかと。
とりあえず全てフリーのVSTを使ってアレスタのステージ1を作ってみたのがコレ↓
https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/63629cf35d5259ece1529ed13f0745b1/1247839876
使用したVSTは
@メロディ
Synth1
SuperWave P8
@ベース
Synth1
@ドラム
TN-909
@エフェクタ
Classic Chorus
Classic Compressor
Classic EQ
Classic Reverb
BuzCompFree
なんでこんな事を書くのかと言うと、私が最初にDTMを始めようと思った時にDAW?VST?
なにそれ?どうすんの?意味解らん・・・って感じだったので、このエントリを読んで少しでも
これからDTMを始めようと思った方の役に立てればよいかなと思いまして。
まず初めに、REAPER Ver0.999をダウンロードします。
http://www.cockos.com/reaper/index.php
この公式サイトにアクセスして、画面下のsitemapからDownloadの所にあるOld Versions
をクリック。
すると過去のバージョンをダウンロード出来る画面になるので、Jump to: latest 3.x 2.x 1.x 0.x
の0.xをクリックすると、Ver0.999がダウンロード出来ます。
ただ、このままだと英語なので日本語かパッチを配布されているサイト様がありますので
↓こちらで日本語化パッチをダウンロードします。
http://www12.atwiki.jp/free_dtm/pages/5.html
このサイトにも詳しい説明書がるので、読んで見ると良いかも。
で、早速REAPERインストールと行きたい所ですが、その前にASIOドライバを先にインストールします。
ASIOドライバってのはレイテンシー(遅延)を少なくするソフトと思って良いと思うのですが
コレを入れておかないと、音を出した時に遅れて聴こえたりしてREAPER自体が使い物にならない
可能性が大きいので。
本来はオーディオインターフェイスを買ってきて、その機材に付属のASIOドライバを入れるのですが
話がややこしくなるので、asio4allと言うフリーのASIOドライバを使います。
コチラからダウンロード出来ます↓
http://www.forest.impress.co.jp/lib/pic/music/sequencer/asio4all.html
インストール方法と設定方法はコチラのサイトがわかりやすいです↓
http://ta2020.huuryuu.com/asio4all.html
ASIOのバッファサイズは実際に音を出しながら設定するので、後回しでOK。
asio4allがインストール出来たらREAPERをインストールします。
インストールに関しては初期設定のままnextを押していけば良いと思います。
REAPERがインストール出来たら、日本語化パッチをREAPERをインストールしたフォルダに
コピーして実行すればOK。
早速REAPERを立ち上げます。するとこんな画面になったと思います↓
まず初期設定を行います。
メニューバーのオプション→設定をクリック
すると設定画面が出てくるので、deviceをクリックしてオーディオシステムをASIOにして
ASIOドライバをASIO4ALLにします。
次にVSTの設定をするのですが、今のままだとREAPERに付属のVSTしかないので
フリーのVSTをダウンロードします。
ちなみにVSTってのは色々な音源ソフトだと思って下さい。ピアノのVSTならピアノの音が出ますし
ギターのVSTならギターの音が出ます。シンセサイザーのVSTなら本物のシンセみたいに
色んな音が出せます。シンセのVSTはVSTiと言ったりもします。
ここでは、超オススメVSTiのSynth1を使ってみます。
まず公式サイトでSynth1をダウンロードします↓
http://www.geocities.jp/daichi1969/softsynth/
ダウンロードしたファイルを解凍したら「Synth1V107」と言うフォルダが出来たと思います。
コレを自分の好きな場所に保存します。解りやすいのはREAPERがインストールされている
フォルダだと思いますのでC:\Program Files\REAPER\Plugins\に新しくvstと言うフォルダを
作成して、そこに「Synth1V107」をコピーします。
次にメニューバーのオプション→設定をクリック
FX Plug-insを選択して追加をクリックして先ほど作成したvstフォルダを指定します。
ディレクトリ再建策をクリックすればSynth1が認識されているはずです。
早速確かめてみます。
まずこの画面の左側で右クリック→トラックの追加を選択します。
するとトラックが1つ追加されます。
右上にあるfxをクリックします。
するとvstの選択画面になりますので、左側のVSTiを選択して右側にSynth1があると思うので
それを選択してOKをクリックします。
この画面が出ればSynth1の選択は完了なので×を押して、この画面を消します。
これでトラックはSynth1と言う音源が使えるトラックになりました。
早速、音を出してみましょう。
メニューバーの挿入→新規MIDIファイルを選択します。
すると右側の画面に空のMIDIファイルが追加されたと思います。
マウスをこの上に持ってきて、右クリック→エディタで開くを選択。
こんな画面が出てきますので、左側の鍵盤をマウスで押してみて音が出ればOKです。
入力の仕方は、マウスの左クリックでドラックして音の長さを決めます。まぁ、この辺は実際に
入力していけばわかってくると思います。
簡単に画面の構成を説明してみます。
1.現在のトラック数とマスター(各トラックをまとめたもの)
2.MIDIファイル(WAVファイルなども読み込めます)
3.プロジェクトの再生やテンポ
4.ミキサー(全体の音のバランスを決める)
まずトラックを追加して、使用するVSTを決め、MIDIファイルを打ち込んで再生して、ミキサーで
音のバランスを考えるって感じでしょうか。
納得のいく曲が出来たら、WAVファイルに書き出します。
メニュバーのファイル→レンダリングをクリック
サンプルレートは44100でWAVビット深度は16bitが一般的なWAVファイルだと思います。
後はレンダリングをクリックすれば指定した場所にWAVファイルが書き出されます。
それと、エフェクタによってかなり音が変わるのでエフェクタの使い方も重要です。
例えばTN-909で打ち込んでエフェクタ無しで鳴らしたドラム↓
https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/63629cf35d5259ece1529ed13f0745b1/1247839872
これに、Classic Compressor、Classic EQ、Classic Reverbを掛けたのがコレ↓
https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/63629cf35d5259ece1529ed13f0745b1/1247839869
かなり違ってるのが解ると思います。
こんな感じでVSTを追加していくのですが、フリーで配布されているVSTが無数にあるので
色んなVSTを探して使ってみて、使えるVSTを見つけたりすると、とても嬉しいんですよね。
個人的にオススメなのは上記のSynth1
SuperWave P8
テクノ系の音にあってると思います。
Proteus VX
ダウンロードには無償の登録が必要ですが、プリセット音だけでも1000程あり
かなり使えます。起動が重いのが難点ですが^^;
Transcender 2
トランスっぽいアルペジオには最適かと思います。
VOPM
FM音源(YM2151)をエミュレートしたVST
TN-303
TB-303をエミュレートしたVST。ビヨビヨした独特の音が出ます。
Independence Free
サンプラーなので音ネタがないと音が鳴らないのですが、公式サイトで2G程度の音色ファイルが
ダウンロード出来て、かなり良い音がします。ディストーションギターがオススメ。
Shortcircuit 2
これもサンプラーVSTなのですが、音ネタにWAVファイルを扱う事が出来るので素材を用意
しやすいです。
helix
太いしっかりした音がなる印象。
VX7
ヤマハのDX7をモチーフにした?VST。
SN-EMU
PSG音源(SN76489)エミュレートしたVST。マスターシステムやMSXサウンドに。
LoopAZoid
ドラム用のサンプラーVST。音ネタさえ用意できれば、個別にボリュームが付いていたりして
使い勝手が良い印象。
EVM Bassline
ゴリゴリしたスラップベースがお気に入りです。
RETORIZER
ファミコン音源を再現したVST。細かい設定が出来て使いやすいです。
エフェクト系のVSTで良く使うのは・・・
Classic Series
シンプルでとても使いやすいです。
BuzCompFree
マスターに掛けると良い感じに。
T-SLEDGE
マキシマイザです。かなり音が太くなって良い感じ。
Volcano
こちらもマキシマイザ。ドラムに使うと音がかなり変わります。
FreeAmp3
ギターのアンプシミュレータです。
epicverb
デジタル・リバーブです。かなりマシンパワーが必要です。
あとCubaseLEにデフォルトで入ってるエフェクタも結構使えます。
と言った感じで、一通り説明してみましたが長くなってしまいました^^;
このREAPERですが、動作がとても軽いので手軽に使えるのが良いですね。
VSTの使用数に制限もないみたいなので、マシンパワーの許す限り好きなだけエフェクトも掛けれる
みたいですし、トラック数も無制限みたいです。
操作感は、かゆい所に手が届くって感じじゃないですが、慣れれば使えるレベルだと思うので
まずはコレでDTMを経験してみてステップアップしたかったら、ちゃんとしたDAWを購入するって
感じでも良いんじゃないかな~と思いました。
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好きなSTGは、怒首領蜂大往生、エスプガルーダ(2)等の弾幕STGやら雷電シリーズなんかの非弾幕、バトルガレッガ、グラディウスシリーズ、R-TYPE等、STGなら何でも好きです。
音楽がカッコイイSTGが特に好きで、並木学氏は最高!