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まったくのプログラミング素人の筆者がC++/HSPを使用してSTG(シューティングゲーム)を作っていく過程を書くブログでしたが最近は脱線気味。プログラミング以外にも、ゲーム関連の記事、日々の戯言など。
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WiiのバーチャルコンソールでFC版のグラディススIIをダウンロードしてみました。
当時アーケード版を死ぬほどやり込んでいた私にとって、FC版の発売は楽しみな反面
ホントに移植出来るのか?と不安もあったのですが、1面をプレイした瞬間に全ての不安は
無くなりました^^

s-DSCF5372.jpg
1面からいきなり上下スクロールするは、炎はアニメーションしてるはで、とてもファミコンで動いて
いるとは思えない感じ。
しかも、オプション4個(FC版のグラディウス1は2個しか装備出来なかった)&長いレーザー&
合成音声とコナミの気合を感じずにはいられない出来です。

ただ、完全移植は無理だったようで、FC版独自の面構成となっているのですが
これがまた良い出来で、立派にグラディウスIIしてるんですよね~。

s-DSCF5373.jpg
1面後半はサラマンダの3面のようなプロミネンス地帯になっているのですが
このプロミネンスも綺麗に動いていて感動ものです^^

s-DSCF5382.jpg
氷地帯もAC程沢山の氷は出てきませんが、ファミコンとしては考えられないくらい氷が出てきます。
ちなみに、ファミコンは4個以上スプライトが横に並べる事が出来ないので
スプライトが4個以上並ぶとキャラがちらつくのですが、このちらつきも上手く制御しているようで
キャラが沢山出てちらついても、あまり気にならないんですよね。
(たしか、拡張ロム?を搭載していてキャラ表示数が増えていたような気がします)

s-DSCF5390.jpg
高速スクロール面も再現されていて、AC版とかわらず高速で上下にスクロールしていきます。

s-DSCF5385.jpg
ビックコアのデザインもFC版グラディウス1と比べると、かなりカッコよくなってます^^

s-DSCF5386.jpg
テトランもちゃんと再現。

などなど、ボスも色々と移植されているのですが、中でも感動したのが下の2つ
s-DSCF5391.jpg
中間要塞はACと同じように、コアが後ろから出てきて、本体が上下から登場し合体します。

s-DSCF5392.jpg
これは絶対無理やろ~と思っていたクラブが、ちゃんと6本の足を動かしながら登場します。
このクラブを見たときはホント感動しました。おまけに、このクラブは倒せます^^

そして、わすれちゃいけないのがBGM。ファミコンは3音+ノイズ+DPCMの合計5個の音が
出せるのですが、とても5音で鳴っているとは思えない程、上手く作ってあってカッコイイです。
タイトル画面でA+B+スタートでサウンドテストモードになるのでじっくり聞けるのもポイント。
AC版の移植の曲もあれば、FC版独自の曲もありますが、このFC独自の曲がまたカッコイイ。

ゲーム性といい、音楽といい、とても良い出来だと思うのですが当時のこのゲームの評価は
あんまり良かったような記憶がありません(汗)というか、評価以前にあまり話題に
ならなかったような気がします。(私のまわりだけかもしれませんが)

なんにせよ、とても面白いのでお勧めなのですが、グラディウスII自体をプレイした事の無い方は
ACの完全移植版のPCE版を先にダウンロードしてからの方が良いかもしれません。
PCE版が楽しいと感じる人はFC版も楽しめると思います。
この調子でMSX版のグラディウス2がバーチャルコンソールに移植されたら最高なんですけどね~。

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FC最高峰
懐かしいゲームですね!
私、小遣い叩いて発売日にプレイしましたよ。
もう20年近くも前です。

たしかFCグラ2には、VRC4チップ(専用集積回路)を搭載していたと記憶してます。
当時のコナミの製作スタイルは、FCならFC、MSXならMSXの専門チームがあって
そのハードを知り尽くしたクリエータさんが、移植作業も担っていたそうです。
だからこそ、普通の移植作業では再現できないゲームシステムでも
「ここはソフト側で負担すれば再現できる」といった判断が出来たんだと思います。
音声合成や背景の高速制御はその賜物だったんでしょうね。

ゲームと言えばFCと初期のPCエンジンしかなかった時代ですので
グリグリ動く巨大キャラを見た驚きは並じゃなかったです。
映画のような高画質のゲームが氾濫している現在、
今のゲーム小僧や小娘さんは、もうこんな驚きを味わうことは難しいでしょう。

PS:
過日は素材コーナーを取り上げていただきありがとうございました。
昔描いたデータですが、何かのお役に立てば幸いです。
ハムコロ様 2008/01/13(Sun)00:18:10 編集
無題
ハムコロ様>
もう20年も前なんですよね・・・(遠い目)
当時のコナミは神がかっていたような気がします。
FC、MSX共にクオリティの高すぎるゲームばかりでしたよね。
当時は現在のように何でも出来る環境ではなく、制約のある中でここまで出来るんだ!って言う事で
驚いたり喜こんだり出来ましたもんね。
PCエンジンのR-typeをはじめてみた時は、ゲーセンと一緒や!と驚いたもんです。
そういう驚きや喜びを、もう味わえないかと思うとちょっと寂しい気もしますね^^;


素材コーナーの更新ありがとうございます。今後も活用させてもらおうと思っていますので、よろしくお願い致しますm(_ _)m
kt. 2008/01/13(Sun)15:02:03 編集
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自己紹介:
プログラミング経験は昔ファミリーベーシックでちょっとさわったくらい。
好きなSTGは、怒首領蜂大往生、エスプガルーダ(2)等の弾幕STGやら雷電シリーズなんかの非弾幕、バトルガレッガ、グラディウスシリーズ、R-TYPE等、STGなら何でも好きです。
音楽がカッコイイSTGが特に好きで、並木学氏は最高!
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