PS3のDLNAとTVersityを使ってPCをメディアサーバーにする

PS3にDLNA機能が付いている事を先日知ったのですが、このDLNA機能を使うと
パソコンに保存したファイルをPS3で再生させる事が出来ると知って早速試してみました。

本来？はWindows MediaPlayerを使って動画再生などを行うみたいなのですが
その場合はPS3が対応していないファイル形式は再生出来ないようです。
ですが、フリーソフトのTVersityを使うとTVersityが対応しているコーデックなら
変換して再生出来るようになるようです。

詳しい設定方法はコチラ↓のサイトを参考にさせて頂きました。
http://amaebi491224.blog19.fc2.com/blog-entry-736.html

で、ソフトを立ち上げるとこんな感じ。


次にPS3の電源を入れるとTVersityのアイコンが増えていると思います。


動画ならビデオから選んで再生してみると・・・

ちゃんと再生されました＾＾
PS3にはアップコンバート機能と言う、映像を綺麗に再生する機能が付いているらしくて
普通、サイズの小さいファイルを大きな画面でみるとブロックノイズが乗りやすいのですが
かなり低減されているように思いました。

もちろん音楽ファイルも再生出来ます。

でも、日本語が文字化けしてしまいました。文字化けしない所もあるのですが、TVersityは英語の
ソフトなので、仕方ないのでしょうかね。

大量のファイルを扱っていて、ちょっと気になった点が一つ。

ファイルを探していてコントローラを動かしている時は、全てのファイル名が表示されているので
問題ないのですが、操作を止めると選択しているファイルしか表示されなくなります。

こんな感じ。
見やすくしようと思っての事だと思うのですが、他のファイルが見えなくなるので探しにくいです。
この辺は、選択式にして表示させたりさせなかったり出来るようにして欲しい所です。

それにしても音楽ファイルはアップサンプリング機能が付いているので、パソコンに音楽ファイルを
まとめて入れておいて、PS3で光デジタル経由で再生させれば、かなり最強な音楽再生装置
になるんじゃないでしょうか。
PS3にはダイナミックノーマライザーと言う、曲ごとの録音レベルの差を少なくする設定もあるので
シャッフルで聴くにはもってこいの機器だと思います。

あと、写真もみれました。

こういう、写真なんかを見る時ってイチイチUSBメモリなんかにコピーして再生させたりしてましたが
TVersityを使うと指定したフォルダにファイルがあれば、すぐに見れるので便利です。

と言う訳で、かなり良い事ずくめみたいに書いてますが、一つだけ問題が。
それは転送速度の問題で、動画ファイルなどでかなり大きなファイルを見たりすると転送が
追いついていないのか、カクカク再生になってしまったりするんですよね。
パソコン、PS3共に無線LAN接続の為なのかもしれませんが、映画などを見たりするのは
ちょっとツライかもしれません。逆にyoutubeなどのファイルなら全く問題なしでした。

それと、音楽ファイルの選択もキビキビ動くって感じではなく、一呼吸置いてから選択される
って感じなので、気の短い人はイライラするかも。
でも、それ以上にPC内のデータをテレビで再生出来るのは便利な機能だと思いますし
設定も簡単なので、一度試してみても良いんじゃないでしょうか。

それにしてもPS3はゲーム機能以外の部分が異様に充実してますね。
なんかゲーム機として起動するよりも、AV機器として起動させる事の方が多くなりそうです＾＾；